不穏な行動をされる方が、
20分間、集中して活動する習慣ができました。
【 Y様 女性 70代 】
・介護度 : 2
・認知症の種類 : アルツハイマー
・グループホーム
◼︎ミッケルアートの回想法を通じて
Y様は、認知症が進行したように見えます。原因は、ご主人が亡くなられたことも関係しているのかもしれません。最近は、この環境にも慣れてきているようにも見えます。
そこで、ミッケルアートを週2回、20分程度行いました。開始から1ヶ月目は、途中で離席するなど、集中力が欠ける様子がみられます。開始から2、3ヶ月目には、他のご利用者の話に関心を示すようになりました。現在は、20分間、集中して取り組むことができるようになりました。
◼︎周辺症状「不穏」の改善
ミッケルアートに参加する度に、そわそわする行動が変化し、色々な物事に関心を示すようになりました。また、「トイレに行きたい」など、ご自身の要望を介護スタッフに伝えてくださるようになりました。
★介護スタッフ様の感想
絵が見えやすいような位置、光の加減。昼間に活動的な時間をつくることを心がけました。
目がずいぶん見えづらくなってきているため、絵の内容を理解できないことも多く見られます。
以前から少女時代のお話をお話しされていたため、ミッケルアートをきっかけに、されに細かいところまで伺えるようになりました。これからも、介護する側も笑顔で対応し、ご利用者様の笑顔が見られように取り組んで行きます。