こんにちは!
ミッケルアート編集部のイッシーです。
皆様はご自身の住む市町村や都道府県がどのような認知症予防対策を行っているかご存知でしょうか?
正直に申し上げます......私は知りませんでした。
そこで今回は、自治体ではどのような認知症予防対策を行っているのか調べてみました!
ご紹介するのは埼玉県の取り組みです♪
ご近所さんと楽しく活動――それが『ご近所型介護予防』!『ご近所型介護予防』という言葉を耳にしたことはありますか?
あまり馴染みのない言葉だと思います。
このご近所型介護予防とは、その名の通り「ご近所さんと一緒に介護予防活動をしよう!」という取り組みのことで、
活動内容としては地域住民が協力して近所の集会所など集まれる場所を確保し、介護予防に効果のある体操を行う組織を運営します。
“組織を運営”と聞くと難しいイメージがありますよね......。
私もこう言葉にされると「私にはちょっと......」と敬遠したくなります。
しかし、調べてみるとこの活動の規模はご近所さん!
つまり町内会や自治会といった範囲なので、顔見知りの方ばかりです。
また運営とはいっても、場所の確保をしたり仲の良いご近所さんに
「参加してみない?」と誘ったり、当日体操に使う椅子を並べたりと、難しいことはなにもありません。
そして心強いのは、埼玉県理学療法士会と地域リハビリテーションケアサポートセンターが立ち上げを支援してくださり、
かつボランティアの方が運営をサポートしてくださることです。
こうして考えてみると、住民の皆さんは無理なく介護予防に取り組めますよね。
上記に「介護予防に効果のある体操」とご紹介致しました。
では、その体操とはどのようなものでしょうか?
ホームページにあった資料を拝見したところ、
体操自体はスポーツジムやランニングといったハードなイメージのものではありませんでした。
私の印象では、ラジオ体操よりもっと気楽に行える体操、です。
例えば椅子に座って行う体操は膝の悪い方に、立って行う体操は無理のない運動をしたい方に、
重りを使用した体操はアクティブシニアの方に......このようにバリエーションも豊富でした。
さらに、埼玉県理学療法士会のデータによれば、重りを使用した体操には
「バランス能力」「脚の筋力」「移動能力」のいずれも向上したという効果が出ています。
これは期待大です!
さて、この活動で私が「おおーっ!」と一番感心したのは、
地域のコミュニティづくりによって介護予防・認知症予防ができてしまうところです!
ご近所さんと協力して活動することで、交友の輪はきっと広がるでしょう。
知人を増やすことは当たり前、友人を増やすこともできるかもしれません。
即ち、おしゃべりの相手ができるのです!会話は脳に良いといわれておりますし、
運動は介護予防には打ってつけなので、まさに一石二鳥、とても素敵な取り組みだと思います。
詳しい活動や体操のやり方については、
埼玉県の公式ホームページ様に記載されておりますので、気になった方はぜひご一読ください!
埼玉県ホームページ
http://www.pref.saitama.lg.jp/index.html
【ミッケルアート編集部のほっこり日誌】では、 他にもミッケルアートの様々な情報をお伝えしています。 気になる方はぜひチェックしてみてくださいね!
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思い出をふり返ることは、 脳が活性化し、認知症予防に繋がります。
ミッケルアートは、 思い出話をきっかけにした認知症予防として多くの介護施設様で活用されています。
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