こんにちは!ミッケルアート編集部のミッシーです!
今回ご紹介するのは、一般社団法人徳洲会 介護老人保健施設 徳田山様でのミッケルアート導入事例です。
利用者のM様は、帰宅願望が非常に強い方でした。車椅子から立ち上がられたり、周囲をきょろきょろ見まわしたりと、帰宅願望から来る落ち着きの少なさが気になっていました。
ミッケルアートの導入後、最初は興味がない・認識が薄い内容のアートには集中できずにいましたが、M様にとって馴染み深い内容のアートであれば活発な会話を引き出すことが出来ました。また、ミッケルアートを行っている最中は、帰宅願望を聞かれることもなくなっていきました。
二か月、三か月と続けるうちに、アートから思い出される昔のことをよく思い出し、お話をしてくださる頻度が上がってきました。帰宅願望を想起させないように会話を引き出す必要がある、という職員の気づきも功を奏しているかと思われますが、毎回のようにとても良い表情でお話をすることができるようになり、アートや会話に集中できている、と感じられる場面もたびたびありました。
ミッケルアートを行っていない時にはやはり帰宅願望が聞かれるのですが、それでも職員のそばであれば落ち着きを取り戻され、さらに不安を解消するようなお声がけをすることによって、穏やかに過ごすことが出来るようになっていきました。テーブルに他者がいることによっても、落ち着きを得られるようになりました。
強い帰宅願望を紛らわせることが難しかった利用者様が、ミッケルアートを通じて職員や他の利用者様と会話を重ねることによって、話し相手がいれば徐々に穏やかに落ち着いて過ごせるようになった、という事例をお話しいたしました♪
🌸一般社団法人徳洲会 介護老人保健施設 徳田山様のホームページはこちらになります。ぜひご覧ください。
山形県酒田市相沢字道脇7番地
■ミッケルアート 思い出をふり返ることは、 脳が活性化し、認知症予防に繋がります。 ミッケルアートは、 思い出話をきっかけにした認知症予防として多くの介護施設様で活用されています。 ■ミッケルアートキッズ版 ミッケルアートキッズは、「子ども自ら考える力を育むこと」を目指したアートです。 多くの保育園様で活用されており、子どもの可能性を広げるきっかけになることを願っています。
Commenti