こんにちは!ミッケルアート編集部のミッシーです!
今回ご紹介するのは、社会福祉法人 来光会 デイサービスおいなあとこなめ様でのミッケルアート導入事例です。
利用者のH様は、感情の沈みがちな方でした。トイレの介助に間に合わないなど、ふとしたきっかけで泣かれることが多くありました。股関節のボルト置換手術後の痛みがあり、排泄・着替え等生活上の介助が必要なのですが、そういった状況を申し訳なく思われており、H様の落ち込みに拍車をかけていました。
ミッケルアートを導入してからしばらく、亡くなった家族を思い出して泣いてしまうこともありましたが、絵の内容にかかわらず様々なことを思い出してお話ししてくださいました。他の利用者様と、地元のお話や共通の知り合いのお話で盛り上がることもありました。
導入後2か月ほど経つと、他者へご自分から声かけが出来るようになったり、笑顔が見られたりといった変化が見られるようになってきました。悲しい思い出を思い出されても、嘆かれることはあっても泣くことが減っていきました。
3か月が経った頃に一度入院をされ、一か月ほどミッケルアートを行わない期間がありましたが、その後もスムーズにミッケルアートを行うことが出来ました。昔の細かなことを思い出すことが出来たり、話す間も笑顔になられることが増えたり、「○○に行きたい」「○○が食べたい」などのご要望が聞かれたりするようにもなりました。
また、ミッケルアートの題材をベースにしながら違う話に発展することがあり、そのために職員とよく話をすることが出来るようになりました。職員との信頼関係を、ミッケルアートを通じより良い形で構築できたように思われます。
気分が沈みがちで泣くことの多かった利用者様が、ミッケルアートの介入によって笑顔で話されることが増え、職員との信頼関係構築に良い影響を及ぼした、という事例をご紹介しました♪
🌸社会福祉法人 来光会 デイサービスおいなあとこなめ様のホームページはこちらになります。ぜひご覧ください。
愛知県常滑市金山大曽110−1
■ミッケルアート 思い出をふり返ることは、 脳が活性化し、認知症予防に繋がります。 ミッケルアートは、 思い出話をきっかけにした認知症予防として多くの介護施設様で活用されています。 ■ミッケルアートキッズ版 ミッケルアートキッズは、「子ども自ら考える力を育むこと」を目指したアートです。 多くの保育園様で活用されており、子どもの可能性を広げるきっかけになることを願っています。
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