こんにちは!ミッケルアート編集部のミッシーです!
今回ご紹介するのは、一般社団法人徳洲会 介護老人保健施設 静岡徳洲苑様でのミッケルアート導入事例です。
利用者のI様は、他の利用者様との会話も少なく、黙々と自主トレーニングをこなすタイプの方でした。それも積極的に取り組んでいるのではなく、職員から与えられるものを受動的に行っている印象がありました。また、見当識障害があり、トイレに行かれた帰りに戻る場所が分からず座り込んでいたり、時間の管理が時計では出来なかったりといった傾向がありました。何か活動をすることがないと、活動量が低下してしまう方でもありました。
ですがミッケルアートを導入したところ、I様には子どものころの記憶がたくさん残っていることがわかりました。大切な記憶であると思われるダンスホールの話題が何度も出てきたり、「またダンスをしたい、一緒に踊る人がいない」という意思を表してくださったりもしました。また、ダンスの話をきっかけに、他の利用者様との会話が見られるようにもなりました。
ミッケルアートの導入から2~3か月が経過して、これまであまり興味を示さなかった塗り絵などにも意欲的に取り組めるようになり、ひとつのことを集中して行えるようになりました。また、歌は歌わないもののタンバリンでカラオケに参加するなど、他の利用者様との交流も継続できています。
ミッケルアートを通じて踊りや楽しい行事が好きな方だということが分かり、行事やレクリエーションが勧めやすくなりました。また、活動の幅がぐんと広がり、これまであった徘徊が少なくなりました。声掛けをすることによって、次にやることを思い出すことも増えました。DBDスケールでも、4ヶ月間で15→11と改善傾向にあります。
以上、ミッケルアートの実施により、利用者様の活動の幅が大きく広がった事例をご紹介しました。
🌸一般社団法人徳洲会 介護老人保健施設 静岡徳洲苑様のホームページはこちらになります。ぜひご覧ください。
静岡県静岡市葵区牧ヶ谷811−15
■ミッケルアート 思い出をふり返ることは、 脳が活性化し、認知症予防に繋がります。 ミッケルアートは、 思い出話をきっかけにした認知症予防として多くの介護施設様で活用されています。 ■ミッケルアートキッズ版 ミッケルアートキッズは、「子ども自ら考える力を育むこと」を目指したアートです。 多くの保育園様で活用されており、子どもの可能性を広げるきっかけになることを願っています。
Comentarios