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「介護職員のやりがい」は、利用者ファーストの先にある!~ 山間部の特養様~【熱い施設長】


私たちは毎日、様々な施設長様とのご縁をいただいています。

このシリーズでは、施設長様の情熱的な取り組みをご紹介させていただきます。




施設様のよくある課題


多くの施設様から、「職員が仕事にやりがいを持てず、モチベーションが低下している...」という声を聞いています。「モチベーションアップ研修を受講させると、逆に職員が辞めてしまう」という声さえ聞かれます。

皆さんの施設では、このような課題に対してどのように取り組まれていますか?

  • 外部研修でモチベーションを上げる!

  • 自己研鑽に励む!

  • あまりプッシュすると辞められると困るので何もできない…

などでしょうか。一部の施設では、「外部研修は一時的な刺激にしかならず、職員がすぐに元の状態に戻ってしまう」という声さえも聞かれます。


もともと職員が少ない!山間部にある特養様の熱い取り組み



この施設長様は、「職員のやりがいは、利用者ファーストの先にある」と考えられています。

この言葉からもパッションが伝わってきますね。


ご紹介する施設様は、従来型とユニット型を併設した140床の施設です。

2019年に建設され、非常に美しい環境に位置していますが、山奥にあるため人材確保は容易ではありません。


施設長様が就任してから2年が経ちました。

「職員のやりがいは、利用者の幸福のために尽力することにあります」という信念を持ち、自ら現場に入ってチームを率いています。


チームが出来上がるまでの道筋


以下のような手順を実践されています。

  1. 施設長自らが現場に入り、職員と協力して利用者の要望を考える

  2. 利用者のニーズを把握する

  3. チームで必要なケア内容を検討し、ニーズに応える計画を立てる

  4. ユニットリーダーとメンバーの役割を考慮し、計画に役割分担を行う

  5. 利用者の希望やニーズを解決することにより、職員が達成感を感じる

  6. 成功体験が自信につながり、職員は仕事にやりがいを持つようになる

  7. この手順を確立して、施設長が現場を離れても円滑に運営を継続できるようにする


このような手順で現場の職員様を巻き込んでいくと、最初は遠巻きに見ていた職員も、「何か手伝いましょうか?」「こんな案はどうでしょう?」と積極的になってくるそうです。



まとめ



施設長様は、看護師や教師経験を持つ方であり、人柄も非常にポジティブです。

みんなを巻き込んで「こんな風にやってみませんか?」と提案する明るく優しい学校の先生のような存在です。


今回私たちが感じたポイントをまとめると、以下の3つです。

  • 施設長が明確なビジョンを持っている

  • 施設長自ら利用者ファーストを実践している

  • チームが形成されたら、施設長が自身の離脱ポイントを把握しています

お話を聞いていて、とても前向きな気持ちになれる方でした。

施設長様は自ら先頭に立ち、その情熱に周囲を巻き込まれているようです。


以上、今回の記事が皆様の施設運営に少しでもお役に立てれば嬉しいです。

経営は様々な課題がありますが、明確なビジョンを持ち、前向きに進んでいきましょう。


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