「しょうなあさひが丘」は、愛知県に位置する社会福祉法人春生会の特別養護老人ホームで、次世代リーダーの育成に重点を置いています。そのため、2023年にはリーダー職の4名が「人気者研修」「新人OJTリーダーひとかじり研修」を修了しました。
【目次】
研修受講の背景
研修修了者の声
成長ビジョン
1.研修受講の背景
ユニット型の特別養護老人ホームでは、ユニットリーダーの配置が義務化されており、ユニットリーダーになるためには研修を受講することが必要です。しかし、多くの施設ではユニットリーダーの育成に課題を抱えています。
その理由は、リーダーとしての役割を果たしている人と、リーダーでありながら実質的にはチームメンバーとして動いている人が混在していることです。
一方、「しょうなあさひが丘」様は離職率が低く、人財の定着率が非常に高い状況です。さらに、ユニットリーダーの多くが期待されるリーダーの役割を果たしています。
この好循環が生まれている時期だからこそ、「次世代リーダーの育成」を重視し、2023年にミッケル研修を導入することになりました。特養での人財定着には波があり、悪化してから対処しようとしても手遅れになる可能性があるため、施設長は先手を打つことを経営方針として意識しています。
2.研修修了者の声
人気者研修を修了した方からは以下のような声が寄せられました。
「様々な視点で会話を引き出せるようになりました。入居者様とのコミュニケーションを工夫し、感情や希望を理解しサポートできるよう努めます。」
「些細なことから会話が広がることに気づきました。私自身、初心に戻った気持ちでお話を伺うことができました。想像していた以上に利用者様の手先がよく動き、字が綺麗なということにも気づきました。」
「利用者様の目線に立って話しすことの大切さを改めて気づくことができました。研修を通して、入居者様が何を考えているのかを想像する必要性を強く感じました。」
「視力が衰えた方もいらっしゃるので、声がけやジェスチャーを工夫しました。研修を通して、お話が苦手と聞いていた方でも、会話を通してよく笑う方なのだと気づきました。相手の立場に立って物事を考える大切さに改めて気づきました。」
3.今後のビジョン
2024年では1期生が「リーダーひとかじり研修」、2期生が「人気者研修」「新人OJTリーダーひとかじり研修」を予定しています。3年後には1期生が2期生をサポートし、3期生を支える体制を整えます。
私たちがこの法人様から感じることは、施設長のボトムアップを大切にする意識とそれに応えようとするリーダー層の熱意です。施設長自身も現場で経験を積んだ方であり、現場の声を大切にされています。そして、何より、職員一人ひとりに期待をしている方です。
人は期待をされると成長します。
つまずいた時、仲間がいれば一緒に立ち上がることができます。
しょうなあさひが丘様は、それを体現されている施設だなと印象を受けました。
次世代リーダーの育成が難しいという課題に対処するため、私たちは引き続きミッケル研修をバージョンアップし、施設運営に役立てるよう努力していきます。
★しょうなあさひが丘様の情報
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